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【コラム】家づくりに必要なお金の全体像とは?
こんにちは、ぽっくハウスです。
家づくりには、土地代や建築費などさまざまな費用がかかります。
あらかじめ「何にいくら必要なのか?」という全体像が把握できると、家づくりのプランも立てやすくなります。
そこで今回は、家づくりに必要な費用の詳細をご紹介します。
■家づくりに必要な費用の内訳
ローンを組んで注文住宅を建てるのであれば、大きく分けて、
(1)土地購入
(2)建物の建築
(3)住宅ローン
の費用について考える必要があります。
とくに、家づくりに必要な費用の大半を占める「土地購入」と「建物の建築」の割合は、4:6もしくは3:7程度に収めるのが目安です。
すでに全体の予算が決まっている方は、4:6もしくは3:7の比率に当てはめ、それぞれの予算も計算してみましょう。
■家づくりに必要な3つの費用
1.土地購入にかかる費用(全体の3割〜4割)
土地を購入する場合、土地そのものの価格の他、次のような費用がかかります。
・印紙代(数千円〜数万円程度)
・不動産取得税(土地の評価額の3%)
・登録免許税(土地の評価額の2%)
・仲介手数料(目安: 400万円超の場合、購入価格×3%+6万円+消費税)など
また、土地の状態によっては、地盤改良費用(数十万〜数百万)などが必要です。
土地の値段が安くても軟弱な地盤だと、地盤改良工事の費用がかさみ、かえって割高になることもあります。購入前によく確認しておくことが大切です。
なお、土地の購入時には、手付金として土地代金の10%程度の現金を用意しておきましょう。
2.建築にかかる費用(全体の6割〜7割)
建築費には「本体工事費」と「付帯工事費」の2種類があります。
・本体工事費
マイホームそのものの建築に必要な費用です。
建築における費用の7割以上を占めています。
基礎工事や構造工事、下地工事、造作工事、設備工事、電気工事などが本体工事費に該当します。
・付帯工事費
建物本体以外にかかる費用のことです。
地盤改良工事費や外構工事、ガス・水道引き込み工事、エアコン設備工事などがかかります。
・その他
また、その他にも次のような費用がかかります。
・印紙代
・不動産取得税
・登録免許税
・固定資産税
・建築設計費
・地盤調査費
・地鎮祭、上棟式 など
入金時期は、契約時、着工時、引き渡し時など、それぞれ異なります。
事前に支払いスケジュールを把握しておきましょう。
また、住宅契約時にも物件価格の5~10%程度の手付金が必要です。
手付金は現金が基本なので、忘れずに準備しておきましょう。
3.住宅ローン諸費用
住宅ローンの借り入れ契約時にも、以下のような諸費用がかかります。
・印紙代
・融資手数料
・ローン保証料
・団体信用生命保険料(団信)
・火災、地震保険料
これらの諸費用の目安は、土地・建築費用総額の10~12%です。
現金払いが基本ですが、場合によっては住宅ローンに組み込めることもあります。
なお、保証料と団信の保険料は、住宅ローンの金利に上乗せして請求されるケースが一般的です。
また、火災保険と住宅ローンの契約は別物ですが、火災保険への加入はローン契約時の必須条件となっているため、住宅ローン諸費用に含めています。
家づくりに必要なお金の全体像を把握し、理想の住まいを実現しましょう。
マイホームの資金計画やお得な補助金制度についても、ぽっくハウスにお気軽にご相談ください!
次回もお楽しみに!